ある護衛兵(周瑜公瑾付)の日記

俺は周家の坊ちゃんの護衛役につくことになった。
なんでも綺麗な顔をしているらしいが、遠目でしか見たことないんでよくわからん。
まあ、うわさってのは、広まる間に変化しちまうってモンだから、本当は大したこたないんだろう。
美女の護衛ならともかく、小僧のお守りかよ…ったく。俺は確かに剣のウデもいいし、馬の扱いも上手いがなあ…、なんで俺なんだよ。
俺は人に気を使うってのが大っ嫌いなんだよ!!
とりあえず、護衛の対象に挨拶しなきゃな…あー、めんどくせえ。

ってなわけで、俺は初めて周家の坊主を間近に見た。

……………オイ、なんだコイツは?……。
俺が護衛すんのは坊主だったよなー?(汗)
えっ!?男だって?コレが?
おいおいおいおい、これじゃあ、世の女どもの立場がねーじゃねーかよ!
俺はかなりの美女を侍らせてきてたけどよ(もてんだよ俺)こんなけの美人は見たこともねーよ。

…で、1分位呆然としちまったんだよ…俺としたことがあ!!(汗)
『落ち着け俺!!コイツは男だぞ!』って10回くらい自分に言い聞かせちまったよ!
しかもさ、俺が慌てて挨拶を述べたら(かっこ悪いな俺…ちきしょー)奴、「よろしくお願いします。」って、すんげえ綺麗で上品に微笑むんだぜ!!そりゃあもう、牡丹が一気に花開いたようで、クラクラしちまったよ!!(汗)

ま、むさっ苦しい野郎の護衛よりかはよっぽどマシだが、毎日この顔見てたら、その辺の女じゃ勃たなくなっちまうんじゃか!!?
俺の遊び人人生大ピンチ!(滝汗)

あんまり先の心配ばかりしてもしょうがねえから、とりあえず、明日からの護衛に備えて、今日は早目に寝ちまおう。

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