2002年お年賀用イラスト

周ゆ(何故か女物の和服…汗)

年賀画の周ゆ殿は陸遜に着させられた時のものです。(以下その状況)

以前周ゆに『似合うから』と言って牡丹の花を髪に着けさせられて、
更に『これは、是非皆にお見せしなくては』などと言って
呉国の名だたる武将達の屋敷に、そのみっともない(男として)格好のまま
引き回されたのである……。
本人に悪気が無いところがタチ悪い。

陸遜(…私にばかり恥ずかしいマネをさせて……。
   これはやはり、周ゆ殿にも同じ思いをしていただかなくては!!)

陸遜「あ、周ゆ殿。ちょうど良かった。今異国の衣装を手に入れたのでお見せしよう   と思っていたところだったんですよ。」
周ゆ「異国の衣装ですか……?…ああ、きれいですね。」
   素直に感想を述べる周ゆ…ふわりと微笑を浮かべている。
陸遜「そうでしょう。…ですが、美しいだけではないのですよこの衣装…」
周ゆ「え?何かあるのですか?」
陸遜「はい。(小声で)……実は、この着物は色々な機能を持っているのです…」
周ゆ「機能ですか?」
   軽く目をみはって、身をのりだしてきた周ゆ
陸遜(よし。興味を持ちはじめたようですね)
  「ご説明致しましょう。……あ、実際に着て戴いたほうが解りやすいです      ね……。とりあえず着てみて下さい。」
周ゆ「そうですか」 
 おとなしく着せ替えられている周ゆ……お着替え完了。
周ゆ「なにやら動きにくいのですが…」
陸遜「はい、この格好で剣術の練習をするのです。
   自らの動きを制限させて、無駄な動きを無くすという機能と、
   重たい帯によって、足腰を鍛えられるという機能が付いているのです。」
周ゆ「ほーう。なるほど、それは素晴らしいですね。……しかし、この髪に着けてい   る牡丹の花は……?」
陸遜「それは、花を落とさないように稽古することによって、やはり無駄な動きを減   らす効果があるのです」
周ゆ「ああ、成るほど。よく考えられた装備品ですね。正直言って関心しました。」
陸遜「今後、兵の訓練に使えないかと思いまして。これから殿に相談しようか      と……」
周ゆ「良い考えですね。では、今すぐ参りましょう。」
陸遜(……この人……本当に軍師…なんだよ…な……?…汗)

……と、まあ、こんなワケです……アホだ…(泣けてきます)


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